こんにちは、だんさんです。
前回の記事では、高校時代から続いていたM字ハゲの悩み、そして美容師の友人からの“核心的な一言”で本気で対策を決意したところまでお話ししました。
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今回はその続きとして、私が最初に取り組んだハゲ対策── AGA治療 について、1年間のリアルな体験をお伝えします。
本気で対策を始めることを決意
美容師の友人に「このままだと確実にM字ハゲになる」と指摘されたあの日。
私は強烈な危機感を覚えました。
一番危機感を覚えたのが、
- 毛穴があるうちにやらないとだめ
- 時間が経つと毛穴が埋まってしまって手遅れになる

これはやばい!!
その思いから、まず最初に選んだのが AGA治療 でした。
ちょこちょこと、ハゲ改善について調べていたので、私のSNSのタイムラインにはAGA治療の広告がたくさんwww
AGA治療を選んだ理由
AGA治療を始めた理由はシンプルです。
一番メジャーで、最初の一歩として現実的だったから。
テレビCMでも頻繁に目にしますし、知人の中にも「薬で少し改善した」という人がいました。
費用も1ヶ月1万円前後と、続けられる範囲。
まずはやってみる価値があると思いました。
そして私が選んだ治療法は、フィナステリド(内服)+ミノキシジル(外用) の王道セット。
クリニックでカウンセリングを受け、処方を受けてスタートしました。
実際の治療内容と日常の変化
最初の頃は「これを毎日飲むだけで改善するのか」と半信半疑でした。
でも、継続が命と聞いたので、私は1日も欠かさず服用しました。
最初の1〜2ヶ月は特に変化がありませんでした。
ただ、3ヶ月を過ぎたあたりから、「抜け毛が減ってきたかも」と感じるようになりました。
シャンプーの時、排水口に溜まる毛の量が明らかに少ない。
これには正直、少し安心しました。
半年経つ頃には、髪の一本一本が以前より太くなったような感覚もありました。
「お、もしかして効いてるのか?」という希望が見えてきました。
効果を感じた一方で見えてきた“限界”
ところが、問題は M字の部分 です。
薄毛全体の進行は止まっている感じがしたものの、肝心のM字部分に大きな変化は見られませんでした。
毎朝、鏡の前で生え際を確認しても、「まだスカスカしているな」と感じる日が続きます。
AGA治療は「現状維持には効果がある」と聞いていましたが、まさにその通り。
進行を止めることはできても、「生やす」ところまではいかない。
さらに、治療を続けているうちに、もうひとつの問題が浮かび上がりました。
AGA治療中に感じた副作用
正直に言うと、副作用はありました。
まず感じたのは、性欲の低下。
フィナステリドを飲み始めて数ヶ月たった頃から、性欲が少し落ちたように感じました。
クリニックの医師からも「ごく一部の人に見られる」と説明を受けていたので、心構えはありましたが、実際に体感すると正直気になりました。
もうひとつは、体毛が濃くなったこと。
特に腕やすねの毛が少し太くなったように感じました。
これは外用薬(ミノキシジル)の影響によるもので、髪以外の部分にも少し作用してしまうことがあるそうです。
体調面で深刻な不調はありませんでしたが、「薬で体全体が反応しているんだな」と実感する出来事でした。
継続する中で生まれた葛藤
1年間、真面目にAGA治療を続けました。
効果が“ゼロ”というわけではありません。
抜け毛が減ったことは確かに実感できました。
髪全体のボリュームも、少しは改善したと思います。
ただ── M字ハゲは埋まらない。
努力しても劇的な変化は訪れず、「維持はできても、改善はしない」という現実にぶつかりました。
そして、薬をやめればまた元に戻る可能性があると知り、私は次第に「これを一生続けるのは違うな」と思い始めました。
AGA治療を通して見えたこと
この1年間で学んだのは、「AGA治療は現状維持のための手段であり、根本解決ではない」ということです。
確かに薬は効果があります。
ただし、それは「効いている間だけ」。
毎日薬を飲み続け、生活の一部として取り入れる覚悟がある人には合っていると思います。
でも、私のように「確実に見た目を変えたい」「M字ハゲを根本から解決したい」という人には、正直物足りなさが残るかもしれません。
まとめ:私にとってのAGA治療の意味
私がAGA治療を始めた理由は、「もうM字ハゲで悩みたくない」という思いからでした。
1年間続けてみて、得たものと感じた限界はこうです。
〈良かった点〉
- 抜け毛が減り、全体の髪がしっかりしてきた
- 薄毛への不安が少し軽くなった
〈物足りなかった点〉
- M字部分には大きな変化がなかった
- 薬をやめたら元に戻るリスクがある
- 副作用(性欲減退・体毛の変化)が少し気になった
それでも、私にとってこのAGA治療の1年は、無駄ではありませんでした。
なぜなら、この経験があったからこそ、後に「自毛植毛」という選択肢にたどり着けたからです。
次回は、私が実際に「自毛植毛」という方法を知り、東京植毛美容外科にたどり着くまでのリアルな経緯をお話しします。



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